民間の万能薬の底力1

血糖値を下げるお茶ガイド!

古くから愛されてきた民間の万能薬の底力

日本では古くから「民間療法」として多くの自然素材を使用してきました。これらの自然素材は現在の研究でも健康成分がしっかり配合されている事が分かっており、医薬品に使用されている事も多くあります。
ここでは古くから万能薬と言われている「桑葉」と「ドクダミ」について紹介します。

古来から日本にゆかりのある「桑葉」の力

桑葉は日本各地に自生するクワ科の落葉樹で、蚕の餌として古くから日本で使われてきた植物です。この桑葉は養蚕地を中心にお茶として飲む習慣もあり、その他にも桑の枝や根の皮、実などは漢方薬としても古くから多くの方に親しまれてきました。
桑葉にはビタミンC、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンA、亜鉛、鉄、マグネシウム、カルシウム、食物繊維、各種フラボノイド、カロテン、γアミノ酪酸などが含まれていて、なかでも日本人に不足しがちなカルシウムは小松菜の1.5倍、鉄は小松菜の15倍、カロテンはほうれん草の10倍も含まれていると言われています。
桑葉の血糖値抑制効果の鍵を握る成分がDNJと呼ばれる1-デオキシノジリマイシンで、食事から摂った糖質は小腸壁でαグルコシダーゼという酵素と結び付くことで、体内に吸収できる形に分解されます。
桑葉のDNJはブドウ糖と構造がよく似ているためαグルコシダーゼと結びつき、本物のブドウ糖がきても働けないようにし、糖分は吸収されずにそのまま小腸から大腸へ送られていきます。
DNJの結合は比較的ゆるいためブドウ糖の吸収を全て阻害するわけではなく、ゆっくりと吸収されるようになります。結果として食後の血糖値の急上昇が抑えられ、糖尿病の予防や改善に効果を発揮します。またDNJにはインスリン自体の分泌を促進する効果があります。
その他にも桑葉に含まれるフラボノイド類や食物繊維がコレステロール値や中性脂肪値を下げる効果があるのでLDLコレステロールが活性酸素により酸化されるのを防ぎ、動脈硬化を予防します。
桑葉には糖分をゆっくりと吸収する効果性質があるために、おだやかなダイエット効果もあります。

日本全国のいたるところで自生している「ドクダミ」

日本全国いたるところで自生するドクダミは、一度嗅いだら忘れられないあの強いニオイも手伝って、薬草のなかでもかなり高い知名度を誇ります。
ドクダミは古くから民間薬で使われる事が多く、昭和57年、徳島大学の薬学部植物研究所が民間薬の使用調査を行った結果400件中257の家庭でドクダミを民間療法で使用していると回答が得られるほど民間薬の王様として揺るぎない地位を確立している植物です。
糖尿病は、糖質代謝(新陳代謝)の異常障害で血液中のブドウ糖量が増加し、尿にも糖が出る病気です。ドクダミの持つ正常化作用により正常な血糖値を保持します。これは、ドクダミに含まれるクエルシトリン、イソクエルシトリンなどの有効成分の働きによるもので、自然に血糖を降下させることが明らかになっています。
糖尿病が恐ろしいのは合併症で、特に血管のコレステロールがふえる障害からくる動脈硬化症、高血圧症、手足の痛みやしびれなどですが、これらの予防にもドクダミが有効的と言われています。
ドクダミを糖尿病の人に勧めるのは、ドクダミが体全体の新陳代謝を活発にし、障害是正しながら、正常へと促進する薬理作用があるからなのです。
また、ドクダミに含まれるフラボノイドが、利尿・緩下作用、毛細血管の強化により高血圧の改善に役立つと考えられます。
高血圧の人の体は「血液がドロドロして、粘っこくなると血圧が上がる」「血液の流れが増えると血圧が上がる」「血管が縮んで内部が狭くなると血圧が上がる」「血管が老化して硬くなると血圧があがる」などが考えられますがドクダミのフラボン系成分は、細い血管を強化する働きが明らかになっていて、最低血圧が上昇するのを予防するのに有効です。
また、利尿作用があるので、新陳代謝を促進し血圧を下げる効果も認められています。

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